ワウネタ海外生活
トップアジア中国
  • 各国基本情報
  • カナダ基本情報
  • アメリカ・ロサンゼルス基本情報
  • ブラジル基本情報
  • 韓国基本情報
  • 台湾基本情報
  • ベトナム基本情報
  • カンボジア基本情報
  • インド基本情報
  • ニュージーランド基本情報
  • スペイン基本情報
  • フランス基本情報
  • イギリス基本情報
  • アラブ首長国連邦(UAE)基本情報
親は大変、中国の児童の昼食事情【中国】

中国の学校には給食はなく、基本的に昼ご飯は家に帰って食べます。
家族と過ごす時間が増えて良い面もありそうですが、特に子供が小学生の場合大変です。
なぜなら、子供を狙った犯罪が増えているため、小学生は子供だけで登下校することはあまり無く、またスクールバスなどもそれほど多くないので、親や祖父母などが送り迎えしなければならないからです。

場所によっても違いますが、一例を挙げると以下のようなスケジュールになります。
小学一年生の父兄の場合、朝7:30に学校に送り届け、昼11:30に迎えに行き、昼食を食べさせ、2:30にまた学校に送り返し、3:30に迎えに行かなければならないのです。


これでは、送り迎えに行く人はきちんと仕事をしている暇もありません。
学年が上がるごとに最後の帰宅時間は遅くなっていきますが、1年生で午後はたった1時間だけの授業となると、家に帰らずに近くで時間をつぶす父兄も少なくありません。
本当に大変です。

昼に誰も送り迎えできなかったり、家から学校までの距離が遠かったりする場合は、「託管班」(個人経営の、食事・昼寝・宿題の指導などを請け負う所)を利用する親もいます。
毎月お金を払って、子供の昼の送り迎えや昼食の世話などを委託するわけです。


中国は人口が多いだけあって学校の子供の数も多く、登下校の時間は学校周辺が子供とその父兄で、非常に混雑します。
交通事情からしても、1日に4回ラッシュアワーを作り出すこの仕組み、何とかならないものかと思ってしまいます。

この状況、さすがに現地の親達も苦労しているので、日本の学校給食の話をすると、かなりうらやましがられます。
学校に行っていた時は当然のように思っていた給食ですが、毎日安く栄養バランスの良い食事を学校で提供してくれるなんて、ありがたいものですね。




2017/02/22 17:10  Copyrights(C)wowneta.jp

この記事が気に入ったら



関連記事

最新記事

親は大変、中国の児童の昼食事情【中国】 | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活 -中国ナビ-

Copyright(C) 2014-2023 AISE Inc. All Rights Reserved.