プーリアやシチリアなどの南イタリアでは、夏祭りや路上の屋台で小さな貝のようなものを量り売りしている光景をよく目にします。
これはいったい何だろうとイタリア人の主人に聞いてみたところ、貝ではなく、食用カタツムリ「Municeddhe(ムニチェッデ)」とのこと。
冬眠中に保護する「パンナ」と呼ばれる白い帽子のような層が特徴的です。

外で売られているのは、殻ごと炒めたりオーブンで焼いたりしたものを、塩・オリーブオイル・ハーブで味付けしてあり、爪楊枝などで中身を取り出して食べます。
カタツムリは庶民的なおつまみとして人気があり、白ワインやビールのあてにもぴったりなのだそう。

友人宅に行くと山盛りのムニチェッデがあり、「食べて食べて」と勧められたので口にすると、特に癖はなく、コリッとしていて食べやすい!2個、3個と手が伸びました。
一見すると何だろう?!と思ってしまいがちなビジュアルですが(笑)意外といけます。気になる方は是非、お試しください!

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