子供と自分が刺されるまでは、マダニという生き物について知りませんでした。オーストラリアではTICK(ティック)と呼ばれています。自然が多い環境のせいか普通に存在します。
自分が刺されてから気が付いたのですが、春になると「Tick season, Be aware!」「ティックの季節です。気を付けましょう!」のサインをよく見かけます。
息子が刺されたのが最初でした。頭に何かあると、本人が気が付いたのです。スイカの種のようなものが頭から出ています。抜こうとしても抜けず、爪で切ろうとしても切れません。よーく見ると・・・。急いでネットで調べて、テッィクと判明しました。そのまま医者に連れて行きましたが、医者は何とも落ち着いたもの。ピンセットで取ってくれました。この時にマダニがきれいに取れたかがポイントです。残っていると、よくありません。翌日、幼稚園で先生に話しても、「あー、いやね。」ぐらいの反応です。多くの人が私も刺された!と言います。オーストラリアでは日常なんですね。

自分のときは何気に頭に手をやったら、突起に気が付きました。息子のときに手で触れたものと似た感触です。主人に確認してもらうと、遠慮なく「気持ちわりー!!!」と、もう2度目なので慣れたもの。医者での待ち時間がもったいない!嫌がる主人に無理やり、ピンセットで引き抜いてもらいました。抜いた後は、局所的に抜いたところだけが痛かったです。2‐3時間は痛みが続きましたが、それで済みました。

息子は山にハイキングに行ったあと、自分は緑多い自然公園での誕生パーティーに招待されたあとでした。息子は野球帽をかぶっていたので、ほんの少しの隙間から刺されたと思われますし、自分も子供たちがサッカーを楽しむのを横で立ってみていただけです。特に草むらに入り込んだわけでもなく、植物を楽しんだわけでもないのです。刺されるときには、刺されるということがよくわかりました。長袖長ズボンでしっかりガードしていても、刺されますから、一番の対策は、常に身体をチェックすることです。発見が早いと大事に至ることは少ないです。早ければ早いに越したことはありません。
山など緑の多い場所に行ったとは全身くまなくチェックをしましょう。そしてもし見つけたら、焦らず、ピンセットでしっかりつまんで、まっすぐ引っこ抜きましょう。大事なことはマダニの体をきれいに取り除くことです。足の本数を必ず確認してください。自信がない時は無理せず、医者に行くことをおススメします。


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