リスボンとロカ岬の間には、二つ素敵な都市があるのをご存知でしょうか?
リスボンから北回りの内陸にあるのが緑豊かな美しい世界遺産の町、シントラ。
そしてもう一方の南回りの海に面している町がカスカイス(ポルトガル語ではカシュカイシュ)です。
ロカ岬からカスカイスへはバスで約30分ほどです。
なお、リスボンのRocio駅では、リスボン→シントラ→ロカ岬→カスカイスの周遊チケットが売っていますので、これを使うと便利です!




<カスカイスの魅力とは?>
まず、街に着いてすぐのバス停からビーチの方へ歩いていく道が、すでに美しいです!
なんてことない芝生には様々な種類のカラフルな花が植えられていて、ハッピーな気分になります。
ビーチに続くメインストリートには、赤や黄色のこれまたカラフルな壁の建物と、両脇にヤシの木がそびえ立っていて、さながら海へ誘うかのようです。
そしてあっという間にビーチ。目の前にビーチ。
特に観光客用のビーチではないので、ファミリーから若者まで老若男女が集ってそれぞれ楽しんでいます。
*写真はビールを飲みすぎて酔っ払ったおじさんが幸せそうに横たわっている砂のお城です。
とっても完成度が高いのにこのおじさんのおかげで思わず笑ってしまいます。ハッピーなポルトガル!

<海沿いのプロムナードが美しい!>
ビーチから西側に海沿いに歩いていくと、ヤシの木が生えている美しいプロムナードが続いています。
陸側には、いかにもリゾート!
こんなところに泊まりたい!そ
んなサマーハウスやホテルが立ち並んでいます。
道中にはSanta Marta Lighthouse and Museum、Praia da Ribeira de Cascaisといった目を引く建物もあるので、散歩がてらぜひ楽しんでみてください。




<圧巻の迫力!地獄の口>
プロムナードを歩いて約30分、地獄の口と言われる断崖絶壁がおすすめです。
10m以上はありそうな絶壁の一部が口のように空洞になっており、そこに海水がかなりの勢いで出たり入ったり。
その波しぶきはとても迫力があります。
おすすめは夕日が落ちる時間帯です!たくさんの人が夕日鑑賞にふらりふらりと集まっていました。

また、ダウンタウンエリアも小さな路地に可愛らしいお店やレストランが連なっていて、1日ここでぼーっとしていたい!
そんなところでした。
山の中のシントラとは全く違った、でも同じく自然のパワー、海のパワーを感じられるそんなカスカイス。
急ぎ足で通り過ぎるなんてもったいない!
ぜひゆっくりこの美しいビーチタウンを歩いてみてくださいね!


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