夏になると、ケベック州内でもとうもろこしがたくさん収穫されます。フランス語でとうもろこしはmaïs(マイス)というのですが、ケベックでは、blé d'Inde(ブレダインド)と呼ぶ人が多いんです。blé d'Indeとは、直訳すると「インドの小麦」という意味で、昔、ケベックに入植したフランス人たちが小麦を植えても寒さでうまく育たずに困っていた時に、先住民からとうもろこしの種をもらって植えたところ良く育って食料に困ることがなくなったことからこう呼ばれているそうです。

夏の間は、スーパーでもとうもろこしが安くなりますし、ファーマーズマーケットでも地元直産の新鮮なとうもろこしが売られます。写真は、この夏私が見つけた一番安かったスーパーのセール。通常のセールでも、10本で3ドル(約250円)などとっても安いのですが、この時はなんと、1本10セント(10円)!

こちらのとうもろこしは、白と黄色の2色のとうもろこしで、とっても甘くて美味しいんです。ケベックの人たちは、茹でたての熱々のとうもろこしを、バターの上で転がしてバターをつけ、塩を振って食べます。私は塩茹でにしただけでいただくのが一番好きですが、そのままでも十分甘くて美味しいんですよ!

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