日本の夏と言えば、蚊との闘いの日々でもあると思いませんか。古くから蚊取り線香はありましたし、蚊帳というのも特に上流社会では昔から使われていたものです。

しかし、この蚊、ロサンゼルスに関して言えばほとんど見かけることはありません。ですので、たまに夏に日本に行ってぼーっとしていると蚊に刺されますが、びっくりしてしまうのです。「あ、そうだ、日本には蚊がたくさんいるのだ」と、これで思い出します。

ただ、ロサンゼルスには蚊ではなく、違うものが多いのです。それがハエです。

ロサンゼルスは基本的に乾燥している土地で、内陸ともなれば夏には45度近く(元々カリフォルニアは砂漠地帯です)になります。こういった乾燥した場所ではハエが繁殖しやすく、ちょっと外に行くとなってドアを開けたものならその1秒足らずの好きにハエが家の中に入ってきて格闘することになります。

このようにスプレー(これはハエ用ではありませんが使えます)を使ったり、スリッパでパコンと叩く、これを毎日数回行うのが日課です。


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