メキシコのアルコールと言えばテキーラというぐらい有名です。
メキシコ国内でどこでも販売されており、レストランには必ず置いてありますが、テキーラが一番と言えるかというとそうでもありません。

 そもそもテキーラは、シャンパンと同じようにハリスコ州テキーラ地方で作られているお酒のみが持てる名前で、原産地呼称の代表です。
アガペーという植物を絞り、その汁を蒸留したお酒ですが、テキーラ地方で生産されたもの以外は「メスカル」と呼ばれています。
製造方法は全く同じで、アルコール度数もほとんど変わりません。
実はこのメスカルにも非常においしいものがたくさんあります。
日本の地酒と同じように地域ごとの特徴があり、味わいも異なります。

スーパーやお土産物店でメスカルも販売をされていますが、知名度の低さからどうしてもテキーラを選ぶ人が多いのが実情です。
メキシコに来たのであれば、ぜひ地域酒のメスカルも味わってお土産にしてほしいものです。


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