春節の中国は真っ赤に染まるといっても過言ではないほどあちらこちらに赤色があります。
獅子舞は金と赤、そして新年の飾りとして玄関に飾る装飾品も赤色です。
定番の装飾品は赤色の提灯、そして赤い対句と呼ばれる飾りをつけます。
こうした装飾品は春節の前になるとどこでも売り始めるので自分の好みのものを飾るのが良いです。

また、日本と同じように干支を重んじる習慣もありますので2019年は、猪年なので猪にちなんだものを併せた飾りも多いです。

そしてもう1つ日本のお正月と似ているのが「お年玉」の習慣です。
「紅包」と呼ばれているものですが、これも赤い袋に入れて渡すのが礼儀です。
贈る相手は子供が中心ですが、お年寄りに対して贈ることもあります。
基本的には働いている人から働いていない人に渡すイメージです。
また、赤色は不幸や災難から身を守ると言われており、猪年生まれの人は、赤い下着を身につけるという習慣もあります。
国旗に象徴されるように中国では赤を重視する傾向があり、春節の時期は特に強くなります。


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