日本人にも人気の、ポルトガル中部の小さな町オビドスは、サクランボのお酒ジンジーニャの名産地としても有名ですが、実は普通のワインも結構おいしいんです!

ポルトガルは全土がワインの産地のような感じなので、どこに行ってもおいしいワインが飲めるのが魅力なのですが、主要な産地が結構決まっているので、レストランにそろっているワインはたいていポルトガル北のミーニョ地方のヴィーニョ・ヴェルデや、アレンテージョ地方の白ワイン、ドウロ川の赤ワインなどでしょうか。最近はリスボン産のワインもよく見かけます。

ですが、小さな町オビドスでも実はワインを作っているんです!ただ、オビドス以外ではあまり見かけたことがないので、近隣地域での消費なのかもしれません。






私が今回いただいたのは、オビドスにある庶民派レストランRestaurante 1º de Dezembroで扱っている、Quinta de S Franciscoというワインです。ハーフボトルで3.5ユーロ(約50円)ほど。レストラン価格にしては破格の安さです!今回は赤でしたが、飲みやすいピノノワールのような感じで、実はあまり期待していなかったのですが、あまりのおいしさにびっくりしたほどです。

本当は白を試したかったのですが、残念ながらこの時は品切れでした。ポルトガルの塩気のやや多めの料理でもぴったり合う赤でした。

もしオビドスで食事をされるなら、レストランで「オビドス産ワイン」を聞いてみるといいかもしれません。珍しいですし、ダウンタウンにはワインショップもあるので、気に入ったものがあれば購入もおそらく可能ですよ!

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