独立記念日が終わり、お祭りムード一色となっていたメキシコの街。
それまでは、巨大な国旗を車に下げたり、国旗の色をモチーフにしたアクセサリーをしたりと愛国心の高さを感じる日です。
そんな独立記念日が終わると街は一気に色が変わります。
それが死者の日に向けた準備です。

ハロウィンと勘違いされるのですが、ハロウィンが収穫祭に対して死者の日は日本のお盆のようなもの。
街中には骸骨をモチーフとした飾りが多く並び、祭壇に欠かせないオフレンダやマリーゴールドといったようなものも販売されるようになります。
教会の周辺は黄色や赤で彩られていることも多く、この時期にしか味わうことができない雰囲気を感じることができます。
もし、本格的に死者の日に興味があるのであれば、先住民が多いオアハカ州やゲレロ州を訪れてみましょう。
大都市ではすでに薄れてしまっている古来の風習に則った本格的な死者の日の過ごし方をすることができます。


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