スペインで人気の料理にパエリヤがありますが、もともとはバレンシア地方発祥の炊き込みご飯です。お米に肉や野菜魚介類などを黄色の調味料サフランと一緒に炊き込むスペインを代表する世界的にも有名な料理です。

スペインを訪れる観光客は一度は食べたいパエリアですが、現地の人々は通常土曜日の午後ランチで食べます。観光客相手のレストランではオーダーすればいつでも食べられるようメニューに載っていますけれど、こちらで現地の人にウィークデーにパエリヤが食べたいと言うと、「パエリヤは土曜日じゃなくちゃね」と言われてしまいます。






他には屋外のパーティーでは土曜日に関係なく、皆で材料を持ち寄って一緒に作って食べたり、フェリアとか大勢の人に食べ物を提供するときには大鍋で何百人分を一度に用意します。

昔野原を走っているウサギを取って食べた風習から、今でもウサギ肉はパエリヤによく使われます。写真は実際の野外パーティーでパエリヤに入れるウサギ肉を煮込んでいるところと出来上がりの写真です。








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