フィリピンならではの交通手段といえば、車の他にトライシクルやジプニー、バイクが有名です。
都心に近づくほど車の利用率は高くなり、首都マニラや観光地セブでは渋滞も顕著なほどですが、フィリピンの地方ではまだ車の普及率は高くありません。

車の普及率が低い地域が多い理由には、発展途上国で貧富の差が激しいこと、10年前には道路整備ができていないエリアも多くあったこと、そして車の価格がフィリピンの物価のわりに高いことが関係しています。

日本では安価な新車を購入するにも100万はくだらないでしょう。
しかし、中古車であれば30万未満でも購入できるものも多いです。
その一方で、フィリピンでは中古車でも数十万から100万程度するのです。

フィリピンの物価が日本の半分以下にもかかわらず、車の価格は新車はほとんど変わらず、中古車はむしろフィリピンの方が高いのです。
そのため、フィリピンの地方で車を持てる人は裕福な人として見られるのです。

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