日本にいたころは「あ、今日のランチ焼肉食べよう！」と急に思い立ってひとりで焼肉屋さんに行くくらい焼肉が大好きな私でしたが、アメリカにはステーキや既に焼かれた肉料理を取り扱うお店はたくさんあるものの、日本スタイルの焼肉屋さんが全然ないんです。

ホームシックならぬ”焼肉シック”に陥っていた私がやっと見つけたのが、サンフランシスコから車で30分ほど行ったところにある「牛角」です。
牛角なら日本の焼肉屋さんなのできっと大丈夫だろうと思いつつも念のためYelp（アメリカ版食べログのようなサービス）で日本スタイルの焼肉屋さんであることを確認し、いざ出発です。

店内はモダンな作りでおしゃれな雰囲気でした。
お値段はやっぱりシリコンバレー価格で、安いものでさえ日本だったら前に”上”が付くお肉くらいの価格でした。

アメリカらしいなと思ったメニューはデザートのページに載っていた「スモア」です。
スモアは焼いたマシュマロとチョコレートをグラハムクラッカーで挟んだお菓子です。とろり溶けたマシュマロとマシュマロの熱さでちょっと柔らかくなったチョコレートとさくさくのクラッカーの組み合わせが絶妙なんです。
なんでスモアが焼肉屋さんにあるんだろうと思って、彼に聞いてみるとアメリカではバーベキューの後に食べる伝統のスイーツらしいです。

ちなみに焼肉屋さんではこんな感じに自分で焼いて作ります。

日本の焼肉屋さんでアメリカの文化に触れることができたひとときでした。