ニューヨークには至る所にカフェがあります。勿論、スターバックスの様な大きなカフェもたくさんありますが、むしろ個人経営のお店がどんどん増え続けています。しかもその一つ一つのお店がとても可愛らしくて、ついついお店に入って行きたくなるんですね。

ニューヨークの個人経営のカフェのオーナーさん達は、コーヒー豆を選ぶのも大事な役割。今アメリカでは、コーヒー豆もオーガニックなもの、そして何よりもロースターの会社がアフリカや南アメリカの現地に行って、地元の人たちと交流し、コーヒー豆を育ててくれている人達にしっかりと賃金を払っている事というのはとても重要視されています。(フェアトレードと言います)

ロースターの会社のウェブサイトを覗くと、彼らはちゃんと現地に赴き、コーヒー豆の状態を確認したり、現地の人達と触れ合っている写真が載っています。
それでこそ、美味しいコーヒーが出来るという事なんですね。






確かに、賃金もろくに支払われず、苦しい状況下で豆を育てている人達がいると知ったら、罪悪感で味わうどころではありません。特に人気のお店はロースターがカフェを持つ所が多いです。

ニューヨークでは、ロースターが自分たちのカフェを持つ場合と、カフェのオーナーが、ロースターに豆を注文する場合とがあります。その場合は必ずどこのコーヒー豆を使用しているのか提示されています。

勿論、人気のお店は全てフェアトレードです。そしてそうでなければ購入しないニューヨーカーもとても増えています。

オレゴン州発のカフェ「stumptown」では、もう何年も前から現地との交流を盛んにしており、それを知った私自身、単身でそのカフェに行く為だけにニューヨークからオレゴン州に行った事もあります。

人を大切にし、最高のコーヒーを出そうと日々努力をする方々がいるお店はやはり居心地も格別です。

ニューヨークのカフェに行き着いた際には、是非、コーヒー豆はどこのロースターの物を使っているのか調べてみると、色々発見出来るかもしれません。


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