昔、食卓では禁断の色といわれていた青い色。
ところが最近では日本でも青い色を取り入れたお料理が少しずつ増えてきましたね。
食欲をそそらない色?ともいわれていますが、実はマレーシアにもそんな青いお料理があります。

「ナシケラブ」はマレーシア東海岸にあるクランタン州やトレンガヌ州で親しまれているマレー系の伝統料理です。
マレー語で「ナシ」はごはん、「ケラブ」はサラダの事をいいます。
日本人からしたら「サラダごはんって何!?」と一瞬ビックリしてしまいますよね(笑)
青いごはんの理由は、チョウマメ(蝶豆、バタフライピー)という青いお花を一緒に炊き込んでいるからです。
このごはんに、いんげんや四角豆などの生野菜、塩漬け卵、きゅうり、魚せんべい、香ばしいココナッツフレークなどのせたものにチリソースをかけたらナシケラブの出来あがりです。
見た目とは裏腹に、ごはんはあっさりしていて癖もなくとても食べやすいです。
他の具材と混ぜながら頂きます。

郷土料理なので他の都市で食べられる場所はとても限られていますが、見つけたらぜひ試してみてくださいね。

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