マレーシアの人達は肉類を多く食べますが、反面、野菜(特に生野菜)を積極的に摂取する習慣がありません。
その代わりに、水分やビタミン、ミネラルをたくさんのフレッシュフルーツから取ります。
フルーツを食事にしたり、おやつにしたりと1日何度も食べます。
ホテルの朝食でもサラダ代わりにフルーツが山のように出されています。

街中のフルーツスタンドや屋台、スーパーなどで小分けにされたカットフルーツが売られているので、喉が渇いた時や小腹が空いた時になど気軽に食べることができます。
フルーツの種類はお店によっても違いますが、グァバ、スイカ、パパイヤ、パイナップル、マンゴー、メロン、グリーンアップルなど本当に種類が豊富です。




マレーシアの人達は、このカットフルーツに「アッサムパウダー」と呼ばれる粉をかけて食べます。
「アッサム」はマレー語で「酸っぱい」の意味ですが、粉自体はしょっぱいような、甘いような酸っぱいような、何とも言えない味がします。
ですが、あまり味のないアッサリとしたフルーツにかけて食べると、甘さが引き出され美味しいフルーツに早変わりする魔法の粉です(笑)
日本人がスイカに塩をかけて食べるのと同じ原理かもしれません。
「アッサム」には色んな種類があるので、みんなそれぞれ自分の好みのものをかけて食べています。
中には、トウガラシや干した梅干しのようなものをトッピングして食べる人もいます。
マレーシアにいらしたら、是非食べてみて下さいね。


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