タイの乗り物といえば、三輪タクシーのトゥクトゥクが有名です。
車のEV化が進む昨今、2021年にはバンコクで電動トゥクトゥクの配車サービス「muvmi(ムーブミー)」が登場しました。

従来のトゥクトゥクは料金がドライバーとの交渉制のため、旅行者だけでなく在住外国人にとっても利用するハードルが高いものでした。
しかし、電動トゥクトゥクはスマホのアプリから決まった料金で簡単に配車をすることができます。

利用方法は、まずアプリをインストールし、事前に一定金額をチャージします。
チャージ方法は銀行振り込みのほか、クレジットカードにも対応。
旅行者でも利用しやすくなっています。

料金をチャージしたら、乗りたい地点と降りたい地点、乗車人数を設定し、料金が表示されるので配車依頼ボタンを押します。
実際にトゥクトゥクが来たら、車に表示されているQRコードをスマホで読み取り、あとは目的地まで乗っておくだけです。

メリットは料金が比較的安い点と、ドライバーとコミュニケーションをとる必要がない点です。
また、コロナ禍の現在ではオープンエアで密になりにくいこともメリットの1つかもしれません。

一方デメリットは、待ち時間が1~2分と早いこともあれば、30分と長いこともあり時間が読みづらい点です。

急ぎでなければとても便利なサービスのため、在住日本人の間でも人気となっています。


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