12月といえば…人により様々なイメージが浮かぶ月です。
日頃カフェやバー、ブラスリー（「ビールの醸造所」から転じて気軽な飲み屋さん）に行く習慣があるフランス人ならそのイメージに、毎年の恒例行事の1つ「BIère de Noël」（ビエール・ド・ノエル）＝クリスマスビールを加えています。

　この時期だけに出回るクリスマスビールは、メーカーにより味は様々。
そして店により選ぶメーカーが異なりますから、期間中何軒かの店に行ってポスターや黒板に書かれた手書きの案内をチェック、いろいろなクリスマスビールを楽しむこともできます。
特に昨今のビールブームで増えた地ビールメーカーもそれぞれに造っていますので選択の幅はかなりのものです。
スーパーや酒屋でメーカーやフレーバー、ラベル等を見て選び、家飲みするのも良いでしょう。
　写真のとあるブラスリーのクリスマスビールはこげ茶色ですが苦みは少なく、ゆっくりと味わえるタイプ。
　アルコールを飲める人はワインやビールの様々な伝統行事を通して季節の節目を感じるのにも何かと忙しいのです。
　温かい空間でちょっと冷えたクリスマスビールを味わい、師走に一息いれましょう。