バタバタと忙しい新学期。
新しい生活のリズムが少しずつ整ってきた10月の週末は、気分転換になるイベントが目白押しです。
その1つがフランス東部の町ブザンソンで開催されたストリートアートのフェスティバル「デュ ビチュム エ デ プリュム」(Du Bitume et des Plumes)。




2025年で10回目を迎えたこのイベントは毎年10月最初の週末3日間に渡り、ブザンソンの中心街の複数箇所で趣向を凝らした催し物が行われます。
大道芸人のショーは勿論、参加型のスタンドも複数。
少し変わったものでは、生の植物を華やかなカチューシャよろしく頭に飾ってくれるサロンが。
見ていると、お客さんには20代から60代と思われる女性が2つの椅子に入れ替わり座って自分の頭に花や葉が生けられていく(?)過程も楽しみ、完成した姿を写真におさめていました。




イベント最終日の日曜の昼時は強めの通り雨がありましたが、間もなく太陽が顔を出して人出は上々。
華やかな声の司会で盛り上がるビンゴゲームのコーナーはロト好きなフランス人で満席、イベントに欠かせないクレープの屋台も勿論スタンバイしています。
相変わらず日曜は休業の商店が多いフランスの地方の街ですが、こうしてイベントがある週末はたくさんの人々が行き交い通りが賑わいます。
そしてこんなストリートアートのイベントに魅了された子どもたちの中から、大道芸やスペクタクルに特化した職業トレーニングセンターで学び、街の人たちを楽しませてくれるアーティストが生まれていくのでしょう。


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