毎年旧正月の期間中に各地で開催されるフラワーフェスティバル。ホーチミンで一番有名なのがグエンフエ通りで行われるフラワーフェスティバルです。これを見ないとお正月じゃない?今回はフラワーフェスティバルをご紹介します。

グエンフエ通りは現在綺麗に整備され、歩行者天国となっています。コロニアル様式で建てられたRex Hotel、人民委員会庁舎、ホー・チ・ミン像などがあり、観光名所の一つでもあります。旧正月休暇の一週間だけ行われるフラワーフェスティバルは毎年多くの観光客で賑わいます。






ホーチミンの旧正月のシンボルであるホアマイという黄色いお花を始め、蘭、菊、薔薇、紫陽花と季節もバラバラな花たちが一斉に咲き乱れています。日本では決して一緒に咲かない花が並んで咲いているところが、なんともベトナムらしいです。

そして日本のフラワーフェスティバルではなかなか見ることがない野菜や果物までもが展示されています。トマトにスイカなど確かにお花は咲きますが、観賞用に展示されているところに驚きと笑いが込み上げてきます。






フェスティバルには必ず路上商売人が現れます。ドラえもんのような着ぐるみを着たお兄さんがやってきて「アメどうぞ」と子どもたちに渡しますが、もちろん料金が発生しますので、気を付けてください。また書道家たちが書いた作品など販売もあり、ベトナムのお正月気分を味わえます。

子どもから大人までアオザイを着て写真撮影をしているベトナム人たちが大勢います。日本の着物と同じで、普段からアオザイを着て生活をしているベトナム人はそれほどいませんので、これだけアオザイを着た人たちが集まるのは珍しいです。







この時期だけのフェスティバルなのでぜひ機会があれば行ってみてください。

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