バンクーバーの公共のトイレには日本では見慣れないものが設置されてある事があります。
写真はイングリッシュ・ベイの近くのスタバのトイレですが、壁には白いシャープ・コンテナ(使用済みの注射器入れ)があります。

バンクーバーはハード・ドラッグの使用者が多い事でも有名で、治安が良くないエリアには注射器が路上に転がっているほどです。
トイレに注射器入れを置いておく理由は、ごみ箱などに捨てられるとそれを片付ける従業員にけがや感染症の恐れがあり、それを防ぐためです。

私がバンクーバーに来たばかりの時に芝生の上をビーチサンダルで歩いていたら、この辺りは注射器を踏むかもしれないから芝生の上じゃなくてアスファルトの上を歩いた方がいいよ。と知らない人に教えてもらって、外国に来たんだ!って実感させられたりもしました。

友達の子供が通う小学校はダウンタウン近くにあるんですが、子供たちが登園する前に校庭の遊具のエリアを金属探知機で注射器がないか毎朝確認しているそうです。


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