海外で生活をしていると日本では当たり前のことが、逆に良くないということも多くあります。
トイレでのマナーも国によって異なり、日本では当たり前のことが通じません。

 タイでは、トイレを使った後に便座の蓋をすることはあまりよろしくありません。
理由は、このトイレは使うことができませんということを意味してしまうためです。
タイでは洋式トイレが普及をしてきたときに蓋のついていないものが普及してきました。
このため、蓋がついているということは使えないということを伝えてしまうので、用を足した後に蓋を閉めるということをほとんどしません。
日本人は律儀にトイレの蓋を閉めますが、閉めたことによって次の人にトイレ使えますかと質問されるようなこともあります。

 ただ、最近ではタイでも高級なホテルやお店を中心に日本でも導入されている自動で蓋が開くトイレが進出してきました。
新しい機会が導入されることによってトイレの蓋に対する認識も今後変わっていくのではないかと見込まれています。


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