シンガポールで働くためには就労ビザが必要になります。
Employment Pass(通称EP)と呼ばれているものが就労ビザで、ほとんどの日本人駐在員はこのビザを使って就労しています。

 このビザを発給するにはただ申請をすればよいというわけではなく、さまざまな要件を満たさなければいけません。
しかも、最近はその基準が高くなっていると言われています。
主に重要視されるのは「給与」「国籍」「学歴」「年齢」で、給与以外の条件については非公開です。
給与面では月にS$3,600(299,000円)以上が必要であり、年齢が上がれば上がるほど高い基準になっています。
S$4,000(332,000円)でも落ちたというケースもあります。
大学の学歴も重要で、シンガポールが定めている大学のランクが低いとビザの要件を満たしていないと言われるケースもあります。

 シンガポールでは、日系企業が多く、日本人の駐在員を多く確保したいとどの企業も思うところはあります。
しかし、ビザの発給条件を満たすことができず、なかなか人材を確保できない現実もあります。


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