ニューヨークで生活するとなると家探しが重要です。
10月に入り、アメリカも新学期が始まることによるプチ不動産バブル状態から少し落ち着きが出てきて、相場も下がってきました。

 ただ、日本の住宅事情とは少し異なり、不動産探しをするときに手間がかかるのがアメリカの特徴です。
まず、家を借りるときには給与の証明が必要です。
家賃の3~4倍程度の収入がないと大家さんとの契約に進むことができません。
さらに雇用主の証明が必要なケースも多いです。

 つまり、日本なら家探しをしてから職探しができますが、アメリカでは、職を探してから家を探す手順になります。
職探しをする前には、就労ビザまたはグリーンカードがないと仕事を見つけることができない(入国に必要なESTAでは就労することができません)ので、最初にこれらを取得することから始めます。
企業からの派遣で来る場合には、仕事の部分が保証されていますが、それ以外の場合には住むための手続きをするだけでも大変だということを知っておきましょう。


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