「騎馬警官(mounted police)」と呼ばれる、馬に乗った警察官は、イギリスといえばな「バッキンガム宮殿」をはじめ、よく目にします。

現在でもイギリスなど欧米で警備の手段として活用されている騎馬警官ですが、自動車やオートバイなどが普及する20世紀以前では、各国の警察においてよく活用されていたそう。

パトロールカーや白バイが導入されて以降、今もなおイギリスで騎乗警官が欠かせない理由としては、大きく2つ挙げられます。

まずは、なんといっても華やかで見栄えがするため、パレードなどの先導警備にぴったりなこと。

もう1つは、交通整備やデモ整備において、高さがあって視野の広い騎乗警官は小回りが利くほか、環境にやさしいこともメリットです。
とはいえ、維持するのに費用がかかってしまうため、存続が危ぶまれている国もあります。

日本では、現在のところ京都府警察の平安騎馬隊、皇宮警察本部の騎馬隊、警視庁の騎馬隊の3つが活動を続けており、イギリスと同じくパレードの先導などで目にする機会があります。

イギリスを訪れたときはもちろん、日本でも機会があれば騎乗警官の華やかな姿を見てみてくださいね!


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