標高が高いメキシコシティなどの中央高地エリアでは、冬の時期になると朝晩を中心に冷え込みます。

「メキシコ=暑い」というイメージがありますが、それは沿岸でのお話です。
ただし、朝晩が寒いからと言って暖房器具がそろっているかというとそうでもないのがメキシコの住宅事情です。

まず、日本で見られるような石油を使った暖房器具はなく、石油も販売されていません。
家のエアコンがついているのも稀で、かなり冷え込む地域に限り、ガスファンヒーターがあります。
そのため、メキシコの人は着込んで冬を乗り越えるというのが一般的です。

暖房器具は、電気を使ったファンヒーターがスーパーなどで販売されています。
ただし、大容量のものではないので一部屋暖めるような器具は少なく、あっても電気消費量が大きいので注意が必要です。

南側に面している部屋は暑いものの、北側の部屋は非常に寒いという温度差ができるので、住み始めてから自分に合った暖房器具を探しましょう。


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