スペインで小さい子どもがいる家にはだいたい置いてあるこれ。これは「parque(パルケ)」と呼ばれ、日本語に訳すと「公園」という意味になります。これは、特にハイハイやずり這い、つかまり立ちを始めたころの子どもを安全に見守るための囲いです。

よくホテルで乳児用のベッドを頼むと、これとよく似た折りたたみ式のベッドを用意してくれます。パルケもベッドとして使用されることもありますが、あくまでも遊び用として使用し、遊んでいる間にお昼寝してしまったらそのまま寝かせておくこともあります。

特に家の床掃除をする間などは非常に助かりますし、中におもちゃを入れておくと子どもは喜んで遊んでいます。つかり立ちしやすい高さなので、つかまり立ちの練習にも役立ちます。




スペインは基本的に家の中でも靴社会。自宅では靴を脱いで生活し、床掃除もぬかりなくやっているのですが、夫の実家などに行くとみんな家の中でも靴を履いて生活しているため、まだ歩けないけれどもハイハイやずり這いをしたがる子どもがいると、衛生面が気になって仕方ありません。そのため、実家用にもこのパルケを購入してその中で遊ばせるようにしています。

使わなくなったら折りたたんでしまって置けるので、誰かに譲ったり次の子どもが必要になるときまで保管しておけるのも嬉しい点です。


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