2月中旬頃、アメリカではコロナウイルスよりインフルエンザが猛威を奮っていました。

日本ではあまり考えられませんがアメリカでは「インフルエンザ=死にいたる可能性が高い病気」という風に考えられており、現に2019年10月から2020年3月までで5万人近くの方がインフルエンザによって死亡したとの報告があります。

ちょうどその頃、熱はないものの咳がひどく一向に良くなる気配がない状態が1週間以上続いていました。会社の同僚に「病院行っておいで」と言われましたが、かかりつけの病院などあるわけもなく保険が適用される近くの「アージェントケア」に行くことにしました。

アメリカの病院は保険を使っても治療費高くて有名です。ましてや保険適用外なんてなった場合どれほど高額な請求がくるか見当もつきません。保険適用の病院はころころ変わるみたいなので必ず受付で自分の保険が使えるか確認してから診察をしてもいます。

保険が使えるとのことだったので、とりあえず一安心、名前が呼ばれるまで待っていました。名前が呼ばれ診察室へ。症状と中国への渡航歴の確認をされ、「とりあえずインフルエンザの検査しておく?」聞かれたので、まあありえないだろうと思いましたが「一応お願いします」と答え検査してもうことにしました。

検査結果を聞くとまさかの「陽性」とのこと!でももうインフルエンザの薬が効く時間はとっくに過ぎているから今回は咳止めの錠剤と咳止めシロップを処方しておくねと言われ診察は終了しました。

受付でお会計の名前が呼ばれるまでずっと待っていたのですが一向に呼ばれず、しびれを切らして聞きに行くと「今日の請求は何もないよ。近くのCVS(ドラックストア)に電子処方箋送ってるから、薬取りに行ってね」とのこと!高額な請求が来たらどうしようとびくびくしていたのが、まさかの自己負担はなく薬代だけだったので拍子抜けしました。

咳止めの薬を1週間ほど飲み続け、無事体調を回復させることができました。



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