ワウネタ海外生活
トップヨーロッパスペイン
  • 各国基本情報
  • カナダ基本情報
  • アメリカ・ロサンゼルス基本情報
  • ブラジル基本情報
  • 韓国基本情報
  • 台湾基本情報
  • ベトナム基本情報
  • カンボジア基本情報
  • インド基本情報
  • ニュージーランド基本情報
  • スペイン基本情報
  • フランス基本情報
  • イギリス基本情報
  • アラブ首長国連邦(UAE)基本情報
父の日のちょっと変わった由来【スペイン】

日本では父の日は6月の第3日曜日ですね。スペインでは毎年3月19日が父の日です。

3月19日はスペインではサン・ホセを祝う日として知られています。サン・ホセはスペイン語で聖ヨセフのことであり、キリストの父です。キリストの父であるサン・ホセを祝う日が父の日として設定されているのは、古くからの伝統かと思いきや、その由来は意外でした。

1948年、マドリッドのある教師のもとに、母の日に嫉妬する父親たちの声が届きました。それまで、スペインには母の日はありましたが父の日はなかったのです。そこで、その教師は父親たちにも感謝をあらわす機会を作ろうと考えました。その教師はキリストの父であるサン・ホセの日が父の日としてふさわしいと考え、3月19日に生徒たちと父の日のイベントを開催したのです。父親へのプレゼント作りや生徒によるお遊戯などです。

この教師は、いくつかの新聞ややラジオ番組を通して、自分が考案した父の日について広めました。それを耳にした大手百貨店のマネジャーが、1953年に父の日のキャンペーンを行ない、そこから父の日が全国的に広がって現在に至っているのです。

母の日に嫉妬した父親たちの声から生まれた父の日。意外な由来でした。




2020/06/20 12:10  Copyrights(C)wowneta.jp

この記事が気に入ったら



関連記事

最新記事

父の日のちょっと変わった由来【スペイン】 | 海外旅行・海外体験のワウネタ海外生活 -スペインナビ-

Copyright(C) 2014-2023 AISE Inc. All Rights Reserved.