プラハの旧市街広場に続く通りに、「黒い聖母の家」と呼ばれるキュビズム建築の建物があります。キュビズムとは、20世紀はじめにピカソが考え出した芸術技法で、日本では「立体派」と呼ばれ、芸術作品に立体感を取り入れた技法です。作品が立体的でかくかくしているイメージです。

このキュビズムは、世界中で唯一チェコでのみ、建物の建築に取り入れられ、チェコでしかキュビズム建築を見ることが出来ないと言われています。「黒い聖母の家」は、外観だけではなく内部装飾まで、キュビズム様式にこだわって設計された建物です。




2階には、約100年前のカフェの様子を忠実に再現された「グランドカフェ・オリエント」というお店があります。カフェに入ると、シャンデリア、イス、ライト、ハンガーまで全てキュビズム様式になっています。立体感を探すのが楽しくなるほど。このカフェは、独特でユニークなキュビズム作品を気軽に鑑賞できる場所になっています。




「黒い聖母の家」の内部の螺旋階段もキュビズム様式のデザインでとっても素敵です。
世界で唯一のキュビズムカフェ「グランカフェ・オリエント」は、プラハで注目のカフェです。



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