スペインでも日本と同様に、子どもが2~3歳になるとトイレトレーニング(トイトレ)を始めます。我が家の息子も2歳4か月になったので、重い腰を上げてついにトイトレを始めることにしました。スペイン人の義母のやり方に従って、スペイン流のトイトレです。

スペイン流といっても、始める時期ややり方は日本と同様に人それぞれ。一般的には薄着になる夏に始めることが多いようです。そして、トレーニングパンツやトレーニングオムツは使用せず、いきなり普通のパンツをはかせます。

スペインでトイトレを行なうメリットは床掃除が比較的楽だということ。スペインの住宅の床は通常、大理石のタイルなので、普段からモップを使って拭き掃除をします。そのため、トイレを失敗してもカーペットや畳よりも簡単に掃除することができます。

トイトレのために義母がネットショップで購入したものがミニトイレ。大人用のトイレをそのまま子どもサイズにしたこのミニトイレは、一般的なおまると同じ使用方法ですが、タンク部分におしりふきが入るようになっており、レバーを下げると流水音が流れます。

大人用のトイレに補助便座を付けた便器には嫌がって座ろうとしなかった息子も、このミニトイレには大喜びで自分から座りに行きました。ミニトイレをおもちゃとして気に入ってもそこでトイレができるようになるわけではありませんが、かなりのお助けアイテムとなりました。


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