9月16日はメキシコの独立記念日です。
例年であれば、独立記念日の夜、メキシコシティにあるソカロは多くの人でにぎわい、メキシコ大統領の演説と「VIVA MEXICO」の掛け声に合わせて、多くの人がお祝いをする光景が見られます。

しかし、今年は新型コロナウイルスの流行に伴ってソカロに集まることは禁止となり、大統領が宮殿のバルコニーから号令をかけることも中止となりました。
独立記念日の式典はテレビで放映をされていましたが、一部の関係者を除いて誰もいないソカロでの式典は不思議な光景でした。
ソカロでは、多くの人に式典の雰囲気を味わってもらうことができるようにプロジェクションマッピングが行われ、これも今までとは違う光景です。

他の地域でも同じように大規模な集会が禁止されてしまったおかげで、これまでにはないぐらい静かな独立記念日となりました。
新型コロナウイルスの影響がメキシコ社会に暗い影を落としていることを実感させられました。


Copyright(C) wowneta.jp