セルビアの首都・ベオグラード(Beograd)の街並みは、第二次世界大戦前に建てられた装飾的な建物や共産主義時代の無機質な建物が共存し、混沌としています。この街の風景をさらに独特なものにしているのがグラフィティです。
若者たちが勢いに任せてスプレーで落書きしたようなものもありますが、アート作品として楽しめるものも多くあります。セルビアの有名人を描いたものや、大きな壁面を生かしたカラフルな大作、さりげない小さなグラフィティ。描き手により手法もさまざまです。









グラフィティを目的に街を歩くことはあまりないものの、この街に住んでいる人でも、外出のついでに新しいグラフィティを見かけたり、完成度の高い作品を見つけるとちょっと嬉しい気分になります。グラフィティは街歩きの楽しさを演出してくれる存在と言えるでしょう。街中の至るところにあるため、ベオグラードを訪れたときには、主要な観光スポットをめぐる途中にも、きっと目にすることができるでしょう。ぜひ注目してみてください。



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