マレーシアでは、常夏の熱帯雨林気候に分類されており高温多湿の国です。
ただし、最高気温は33℃、最低気温は23℃ほどで、35℃を超える日本の夏よりも過ごしやすいのが特徴です。

季節風の関係もあり地域によって違いますが、一般的には11月~3月が雨期、4~10月が乾季です。
乾季は、日差しが強く、気温が高くなり本当に暑いです。
乾季だからと言って雨が全然降らないというわけではなく、午後~夕方にかけて、30分位の短い時間ですがバケツをひっくり返したようなスコールが降ります。




雨季は、雨が降る時間が長くなります。と言っても、1日中ずっと降っているわけではありません。
スコールの時間が30分~2時間程度と長くなり雨量も増えます。
ただ、気温は乾季程高くなく、雨が降った後などは特に一気に気温が下がり、涼しい風が吹いて過ごしやすくなります。
乾季と雨季の境目は、面白いほどよくわかります。
10月末までほとんど雨が降らず、ある日突然、大洪水が起こるほどの雨が降り「雨季到来」を告げるのです。

雨季になると、雨で電波がさえぎられテレビが映らなくなり、地域によってはインターネットが繋がらないなどの支障が出ます。
車を運転していると雨で視界がほぼゼロになることもあって、その場合はスピードを落としハザードを付けて運転します。
また雨が上がっても、至る所で道路が冠水しているのでその後も運転には注意が必要です。

スコールが降り出すと、傘は役に立ちません。
近くのお店でコーヒーでも飲みながらやり過ごすのがベストです。
また、外の気温が下がってもショッピングモールやお店の冷房は相変わらずガンガンに効いているので、羽織るものがあると便利です。


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