世界遺産として有名なポンペイ。
日本からのツアーでも南部を周る場合には、ポンペイ見学がよく含まれています。

西暦79年にヴェスビオ火山によって灰の下に埋まってしまったポンペイ、当時の人々の技術、風習、文化などを如実に目にすることができる貴重な遺跡です。
ポンペイは長らく火山灰に埋まっていたため保存状態は良好なのですが、屋根がないのが玉に瑕。
真夏の見学は、南イタリアの陽光の下ではかなり難儀です。




そこでおすすめは春。
ガイドさんなしで歩くポンペイは、とにかく広くてひたすら地図を片手に歩くことになります。
スニーカーを履いて、熱くもなく寒くもない季節に心ゆくまで楽しみたいものです。




復活祭休暇の時期は込み合う可能性がありますが、なにしろ広大な遺跡ですのでコロナ禍のなかでも比較的安全度が高い観光地といえます。
このご時世、天災によって滅びてしまった町の見学はなかなか趣が深いものです。
居酒屋が並ぶ通りなどを見学すると、当時の人々の喧騒が感じられるようで、2000年という年月の不思議さを実感します。

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