前回に引き続き、国際色豊かなパリのB級グルメを紹介したいと思います。
前編では、低予算で食べられるパリの安くておいしいご飯として、バゲットサンドとケバブを紹介しました。
今回まず紹介するのは中東料理の1つ、ファラフェルです。ファラフェルはひよこ豆で出来たコロッケのようなもの。それを野菜と一緒にピタパンに挟んで食べます。具がたくさん入っていてこぼれやすいのでちょっと食べるのが難しいのが難点ですが、とてもおいしいです。食べる時はファラフェルを落とさないよう気をつけてください。
ファラフェルのお店はその多くがマレ地区に集中しています。19世紀から20世紀初めに東欧系ユダヤ人がマレ地区に移り住んだため、今もファラフェルのお店がたくさんあるんです。特にロジエ通りにはファラフェル屋がたくさん並んでいて、いつも行列が出来ています。ファレフェルが食べたい人はぜひロジエ通りに行ってみて下さい。



最後はフランス料理の1つ、ガレットです。知っている方も多いかと思いますが、ガレットはフランスのブルターニュ地方で生まれたそば粉で作られるクレープ料理です。ガレットには、メインとして食べるお食事ガレットとデザートに食べる甘いガレットがあります。メインにガレットを食べて、さらにデザートとしてガレットを食べるのが、ガレットの食べ方なんです。もちろん、同じくブルターニュ生まれのりんごのお酒、シードルと一緒に。
そんなにたくさん食べられない、という方も多いと思うので、メインはそれぞれ注文してデザートはシェアすというのもありですよ。メインは10€前後、デザートは5€前後なので、お財布にもやさしいフランス料理です。
シックでおしゃれなレストランもいいですが、カジュアルに楽しめる安くておいしいご飯もパリにはたくさんあります。パリジャンに混じってB級グルメを楽しみましょう。

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