端午節の連休、航空券の予約が増加…国際線は前年比19％増＝中国報道

中国では端午節の連休（5月31日～6月2日）を目前に控え、航空券の予約がピークを迎えている。オンライン旅行会社の予約プラットフォームのデータによると、国内線航空券の予約数が前年同期比で1割増、国際線が約2割増となっている。

航空便の運航情報アプリ「航旅縦横」によると、5月27日の時点で端午節連休の国内線航空券の予約件数は延べ293万件を超えている。杭州（こうしゅう）、北京、上海、昆明（こんめい）行きの航空券の予約数が比較的高い伸びを示している。

しかし、端午節は休みが短いため自家用車や高速鉄道を利用して短・中距離の国内旅行をする人が多いとみられ、一部路線の航空券の価格が労働節の連休の時より下落している。

また、同期間、国際線航空券の予約件数は同19％増加の延べ62万件を超えた。短・中距離の人気路線の予約件数が前年同期より2倍近く増加している。