数年前まで、中国ではレンタルという概念がありませんでした。人にものを貸す習慣があまりないことと、周りの人をあまり信用しないという、中国の歴史が関係しているようです。

でも、最近、レンタルが流行り出していて、身分証明と保証金を預ければ、気軽になんでもレンタルができるようになってきました。






中でも一番の人気は、レンタサイクル。若い人に大人気で、30分1元(約16円)で乗ることができます。もともと四川省はバス代も安いのですが、バスの待ち時間が面倒だとか、天気がいいから散歩ついでに…といった方にピッタリです。また、観光客の利用度が高く、成都は平地で、山坂がないので、あちらこちらと観光をして回るのにも便利です。

やり方はとっても簡単。自転車についているバーコードを携帯でスキャンするだけで、ロックが解除されます。もちろん先にクレジットカードで200元(約3200円)ほどの保証金を入れる必要がありますが、この値段はすべて戻されるので気になりませんよね。後は、クレジットカードから1元ずつ引かれるだけです。






別の駐輪場に乗り捨てOK。どこの駐輪場の自転車を乗り始めてもOK。とっても便利なレンタサイクルです。実は自動車もあるのです。可愛いパンダマークが目印ですが、国際免許証を持っている方のみになります。

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