日本には四季があり、四季を楽しむ行事もたくさん行われています。1年中夏しかないホーチミンで「桜祭り」が開催されるという噂を聞き、さっそく「桜祭り」へ行って来ましたのでレポートしたいと思います。

インターネットで調べてみると、北海道から輸送された桜の木100本と枝1万本を展示するということでした。久しぶりにお花見ができるということで、いざ9月23日公園へ。






土曜日の夕方でしたが、すでに駐車場はバイクだらけでした。いつも賑わっている公園ですが、お祭りということでさらに大混雑でした。園内に入るとそれぞれのブースごとに大音量の音楽が流れていて、どっかのクラブイベントかと思うような雰囲気でした。

各ブースで無料サンプルの配布やゲームなどが行われていました。サッポロビール、コカ・コーラを始め、コープマートなどのスーパーマーケットまで様々な会社がブースを出していました。






ベトナム人たちが大盛り上がりで楽しんでいますが、肝心の桜が見当たりません。桜祭りという割にはたこ焼きやお好み焼きといった日本らしい露店もなく、一体何のイベントを行っているのかさっぱり分かりませんでした。

歩き回れど桜に出会えず、帰ろうとした時に日本らしいブースを発見しました。子どもの頃に遊んだ「竹馬」です。どうやらベトナム人は竹馬を知らないようで、みんな独創的な乗り方で挑んでいました。大人たちが「あーでもない、こーでもない」と言いながら必死で乗ろうとする姿に思わず笑ってしまいました。もちろん竹馬に乗って見せれば「おー」と歓声が上がりたちまちヒーローになれました。






後日お友だちの話では、桜はテントの中で展示されていたようです。真夏の国ですから、一気に桜が散ってしまうかもしれないし、折られたり盗まれてしまう可能性もありますからね。来年はもっと日本らしい桜祭りになることを願っています。



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