シンガポールに赴任してくる人のために物件探しをしていると日本では考えられない条件を提示されることがあります。
その1つが「料理禁止」の物件です。
物件情報のサイトにも堂々と料理禁止と書いてあります。

 料理禁止物件といってもシェアハウスのような共同キッチンになっているわけではなく、室内にちゃんとキッチンがついています。
それにも関わらず料理を禁じているのには賃貸物件が不動産投資の1つとして利用されているからです。

キッチンを利用すると当然、その周りが汚れます。
汚れるということは不動産の価値が下がるので禁止にしているのが大家さんの言い分です。

同じ理由で「土足禁止」「壁の張り紙禁止」など、物件によって細かな条件が付いていることが多いです。

細かい条件は物件情報には記載されておらず、実際に大家さんと契約の段階になってから分かることも多いのが現状で、駐在員の住まい探しをするときに頭の痛い問題にもなります。


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