メキシコやアメリカでは、犯罪が多いこともあり、現金を取り扱うことをビジネスの世界では極力嫌います。
そのため、両国においてまだまだ残っているのがチェック（小切手）です。

オンライン化が進んでいるとはいってもそれはあくまで大きな都市部に限られており、さらにクレジットカードを利用できない商店も多いメキシコでは、給与をチェックで支払うことも多くあります。
そこで、企業の会計担当者であればもちろんのこと、現地スタッフとお金のやり取りをするのであれば、チェックのシステムを知っておきましょう。

メキシコのチェックでは、使うことができる期間や銀行に制約があります。
例えば、アメリカの銀行のチェックの場合、メキシコペソに両替をしてくれる金融機関もあれば、受け取りを拒否する金融機関もあります。
さらに一時期にチェックが集中しないように使える期間に制約をかけていることもあるので、日付や使える金融機関を確認して両替しましょう。