「世界の車窓から」を地で行く、美しい景色を楽しめるイタリアの列車旅行。
イタリア人は車で移動することが多いため、イタリアに住んでいると列車に乗る機会はめったにありません。

かつては国鉄である「トレーニタリア」だけが走っていたのですが、2006年からフェラーリやフィアットの会社も共同出資した「イタロ」がオープン。
競争相手ができたことで、いずれの会社でもたまさかに「お買い得切符」が販売されます。




日本では、高齢者用の「ジパング倶楽部」などで切符が安くなりますが、イタリアの列車はサイトをチェックしていると結構な数で格安チケットが購入できます。

私がミラノに向かう所用のために購入したのは、普通車の価格で一等車に乗ることができるチケット。

ちなみに、飛行機のチケットもイタリア国内の移動のために格安のチケットが時々販売されますが、飛行機の利用は移動時間は節約できても、郊外にある空港から町の中心に向かう手間が面倒。
列車は、移動時間は長くても駅は町の中心にあるため、旅行初心者にはとても便利です。




イタロは、フェラーリと同じ赤色が特徴。
一等車に乗ると、飲み物やおやつが無料で配布されます。

トイレも清潔で、とても心地よい旅になりました。
車窓からの景色も、寝てしまうのがもったいないくらいの美しさです。


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