イギリスでは、最近、移民対策が厳しくなっています。これは、就労目的でやってくる移民の数が増加し続けているためです。これに対して、イギリス国民は、自分たちの職が移民たちに奪われているということで不満が湧き上がり、移民の数をなんとか政府がコントロールしようとする動きが起きています。

特に、欧州からの移民が多いのは、イギリスの通貨である「ポンド(£)」がEUの共通通貨である「ユーロ(€)」よりも価値が高いことや、イギリスの方が職が多いことからです。日本の通貨と比較しても、2015年は1ポンド=170〜190円前後と、ポンドの価値は安定して高いと言えます。



こちらでは、1ポンドが日本でいう100円の感覚なので、日本円で給料をもらっている人や日本からの旅行者にとっては、全ての物の値段が日本の倍になります。過去には1ポンド=260円という時期がありましたが、その時は250mlのコーラ1缶が日本円に換算すると250円でした。

このように、イギリスで働く方が、日本やユーロ圏で働くよりも効率よく稼ぐことができるため、急速な勢いで移民の数が増加しているのです。

上の写真は、現在ロンドン中心部で急ピッチで進められている工事現場です。移民の増加が、住居数に間に合わず、住居の価格が高騰しています。現在中心部でフラットを購入しようとすると、1部屋しかないフラットでも約8000万円からになります。そのため、若者が住宅を購入できないという状況に陥っています。





写真は、かわいいティータオル。ただのキッチンの手拭きですが、7000円以上します。恐ろしい。。。




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