そもそも、アメリカの病院は日本と異なります。日本はいわゆる「Walk in」。つまり、アポ無しで行きたい時に病院へ行くことができます。しかし、アメリカは基本的にアポ無しではいけません。

アポなしの場合は「アージェント」、もしくは「エマージェンシー」に行くのですが、取られるお金も非常に高く、診療してもらうだけなのに$200ドル以上となるのが当たり前です。また、日本の救急同様、ケガや病気のレベルがひどい人ほど先に診察となるため、診察まで8時間待ちと言われることも多々。






そんなアメリカの病院ですが、コロナ禍では益々ひどくなりました。ロサンゼルスの多くの病院では病院での診察ではなくビデオやメールでの診察しかできなくなったのです。ただし、健診などは病院へ行くことができ、通常と同じくアポが必要です。しかし、病院へ入るのもこの状態。






駐車場に車を停めて病院の入り口前で咳やここ14日間の渡航・接触状況を確認して病院へ入りますが、次に熱を測ります。問題が無ければ受付に行って診察室へ行く流れです。そう、とにかくステップが多い。

診察室の前はこんな感じです。






意外と人が多く、もちろんソーシャルディスタンスを守るよう座れない椅子にはステッカーが。今までもアメリカの病院を不便としか感じていませんでしたが、コロナ禍ではいつも以上に不便さを感じます。


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