イギリスでは、王族御用達の列車や船の中を見ることができます。
一時的に観光スポットとなったりして、エリザベス女王らはどんなところで過ごすのだろうかという好奇心を満たすことができます。

この船も昔王族が使っていたもので、そこまで大きくはないため部屋もこじんまりとしています。
ベッドやデスクがあるのはもちろん、びっくりさせられるのは手術室まで完備されているところです。
王族に何かあった時のための準備は長旅でも万端ということなのでしょう。ただ、少し昔のものなので少し簡素なイメージです。

狭い船内を上手いこと活用していて、王族の方々の暮らしだけでなく船の仕組みも見られるようになっていました。まるで博物館です。

日本では、こんな風に皇族の方の様子を見られる機会なんて日常的にありません。
イギリスはそういう意味ではとても親しみが持て、市民と近い存在になっています。
お土産屋さんにも彼らの顔がプリントされたグッズが大量に売られています。