マレーシアのお土産として定番の「Tiger Balm(タイガーバーム)」。
肩こりや筋肉痛、鼻づまりや虫刺されなどに対し効果のある「万能薬」としてアジアでは愛用されています。
実はシンガポールに本拠地を置く「虎豹(Haw Par Corporation Limited)」医療薬品会社が製造・販売しているので、正確にはマレーシアのお土産とは言えないかもしれませんが、どこのドラッグストアにもあり値段もお手頃な為おすすめです。

タイガーバームの歴史は古く、1980年代に清の薬草商人胡子欽によって発明された製薬法を息子の胡子虎と胡子豹が受け継ぎました。
会社の名前は、この2人の息子の名前を取って付けられ、タイガーバームの商品名は経営者の兄・胡子虎の名前から付けられました。
タイガーバームには「赤」と「白」の2種類があり、両方とも自然由来の成分で作られた漢方薬のような軟膏です。

「白」は冷感タイプの軟膏で、赤に比べミントが多く使用されています。
クールダウンや頭痛薬、鼻詰まりや虫刺され後のかゆみ改善に効果があります。
「赤」は、温感タイプの軟膏で、シナモンが入っているので血行促進効果でポカポカと温かく感じられます。
肩こりや筋肉痛、関節痛を和らげる効果があって、マッサージにもおすすめです。
どちらも、ミントやメンソールなどが配合されており、昔懐かしい香りがします。
付けた瞬間はかなりスース-するので、その手で顔や目などは触らないようにしましょう。


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