アペロ(夕食前に軽いつまみと一緒に食前酒などを飲むひととき)やレストランの前菜でお馴染みの1品といえばブルゴーニュではジャンボン・ペルシエ。
(Jambon persillé) アペロではこれがあるのが当たり前、というくらいの馴染み具合な為、これがブルゴーニュの特産品の1つだということを、ブルゴーニュの住民は忘れかけているかもしれません。
アペロではサイコロ状に、前菜では1センチ弱の厚さでスライスされている出ることが多いのですが、肉の割合がかなり高いです。
その割に僅かな酸味とたっぷりの生パセリのみじん切り、そしてゼリー部分のおかげで爽やかな味に仕上がっている為、ついついもう1つ、と手が出てしまいます。

 アペロの際のちょっとした注意点を1つ。
会話がはずむとついついお酒とおつまみも進みます。
が、その後においしい食事が待っていることをお忘れなく。
前菜、メインと進んだところで「しまった、アペロでつまみをつい食べ過ぎて大事なデザートが全部入らない」と小さな後悔をすることになります。
デザートも楽しみにしているのであれば、会話に没頭する前に、「食べるおつまみの量はこれくらいにしておこう」、とはじめに少しだけ心に留め、最後までおいしくいただきましょう。

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