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診察への道のり【フランス】

フランスで医師にかかるときは基本的に予約が必要です。
そして専門医にかかりたい時、特にツテもなく初診の予約を取ることは、時に心が折れそうなくらい労力がかかることがあります。

 一地方都市での例をいくつか挙げてみましょう。
Aさんは眼科にかかりたいと思い、まずは住まいから近い医院の呼び鈴を押してみました。
するとスピーカー越しに受けつけの女性が「うちは新規は受け付けておりません」。
なるほど、とAさんは2軒目へ。
今回は受付カウンターに入れたものの、新規の人間とわかるやいなや受付の女性は開いていた予約ノートをぱたりと閉め、「あー、無理です。全然あいてません」。
そして3軒目:「6か月先です」。
日を改めて向かった4軒目でAさんはめでたく1か月半先の予約を取り付けることができました。
ある程度の規模の街で眼科が複数軒あったことは不幸中の幸いでしょうか。


 次のケースは歯科医の初回予約を取り付けるというミッションに挑んだBさん。
この一地方都市D市では歯科医の初診は3~4か月後というのがもっぱらの噂です。

 実はフランスではDoctolibという医療関係のサイトがあり、医院によってはこのサイト上で予約を取ることができます。
ですがBさんが検索して出てきた近隣の歯科医は全て「新規予約受け付けていません」又は「電話でお問い合わせください」のどちらかでした。
電話では心もとないと思ったBさんは1軒目の候補へ足を運ぶと「12月なら空いています」との返答。
Bさんが予約依頼に訪れたのは3月でした。
つまり9か月待ち、ということです。
とりあえず予約を取った後、Bさんは日を改めて2軒目へトライ。
ここではどうやらキャンセルが出たらしく、なんと翌月、つまり1か月半後という近い日で予約を取ることができました。(勿論1軒目にはキャンセルを連絡)

 あとはその日に重大な他の用事が入らないよう、そして風邪などひいてしまわないようコンディションを整え万全の体制でのぞむのみ!




2023/05/27 08:10  Copyrights(C)wowneta.jp

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