カンボジアでは、壊れたらなんでもとりあえず修理します。人件費が安いのでとりあえず修理屋さんに持っていきます。日本だったら見てもらって見積もりを出すだけで手数料を取られるかもしれませんが、カンボジアはかなり手間がかかっても分解して、修理できるかどうかタダで見てくれます。

デスクスタンドが壊れてみてもらいましたが、壊れていて直せないと言われましたが、何の部品も使っていないからタダでいいとのこと。手間賃という概念がないんですね。

扇風機を修理した時は、モーターが壊れていて部品代とちょっとの手間賃で5ドル(560円)もしなかったと思います。分解した時に部品が壊れてしまったのか形は合っているけれど色がちぐはぐになって修理してくれていました。古くても、色が違っても、動けばいいという合理的な発想がすばらしいですね。

時計の修理も道端の屋台でやってくれます。時計のような精密機械の修理を埃の多い道端でするなんて日本では信じられない光景ですが、一応ちゃんとやってくれます。Gショックも直りました。電池も安いし。

使い捨てのご時世ですが、使えるまで使いつぶすという物を大切にする精神をカンボジア人から学びました。

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