シンガポールに赴任してきた人が「シンガポールの言葉って英語ですよね」とよく言われるのですが、これは不正解です。
シンガポールには英語・中国語・マレー語・タミル語という4つの公用語があり、看板やメニュー表示は4言語で書かれています。

 シンガポールの現地学校に入って国語というと英語というイメージもありますが、国が定めている国語はマレー語であり、英語はあくまで第二言語の扱いです。
しかし、幼稚園の段階から2言語を勉強するのが当たり前の教育システムになっているので、若い世代を中心としてバイリンガルやトリリンガルと言われる人たちもたくさんいます。

 生活していると英語ができればある程度のことは分かりますが、それでも世代の上の人になるとマレー語やタミル語しか通じない人もいます。
また、華僑が多いこともあり、仕事では中国語が必須という会社も多いので、シンガポールに赴任をする人は、どの言語が必要なのか知っておくことも大切です。


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